Second Place、Kupuna halau Na Mamo O Tulipa!
え~~まじか?? まさか私達??椅子から全員飛び上がった。
そうなんです。私達10人はカウアイ島で開催されたモキハナフラフェスティバル、クプナ部門で
準優勝出来たんです。
思えば私達10人は他での教室のフラ経験があっても、このトゥりパでは入って日の浅い新人ばかり、
コンペ経験者は2人だけ、本来だったらコンペに出場出来ないメンバーの勢ぞろいからのスタートでした。
コンペクラス、スタートの日に初めて課題曲の’O’Oe No Paha Iaを皆で踊った時のクムやカワヒネの頭を
抱えた顔が忘れられません。
でもその日から私達はこれでは行けないと思い、ハラウレッスンの他に自主レッスンを重ねお互いに悪いところは、
素直になって、ビデオ等で指摘しながら仲良く練習に励みました。
練習の後は必ず反省会を兼ねての食事会をし、また次のレッスンの糧にして、モキハナフェステバルに臨んだのです。
当日、髪を綺麗にセットして貰い素敵なお花を綺麗に刺して、ベルベットのグリーンのドレスをまっとた、全く別物の自分と
対面しながら、最後にどんなレイを着けるのか心待ちして出番を待ちました。
舞台に立つ直前に届いたのはなんと言うことでしょう! 憧れのモキハナベリーとクラウンフラワーをアレンジした素敵な
レイでした。
一気に気持ちが高揚し、その幸せ一杯の気持ちのまま舞台に立つことができたのです。
皆、心は一つ笑顔で踊ることができたような気がしました。
舞台袖のところで待っていて下さった、ニコニコ顔のクムの目にうっすら涙が、、、
演技終了後は、なんと、ハワイのたくさんのお客様から、(素敵だったよ)とか(綺麗だったよ)とか(素晴らしかったよ)
とか思いもよなぬ沢山の言葉を掛けて頂き本当に嬉しかったです。
翌日の表彰式ではまさかの準優勝、私たちデコボコチームがよくぞここまで頑張ってくれた、とクムとカワヒネの嬉し泣き、
の涙を見て本当に感動でした。
今回のことで、群舞は本当にチームワークのアロハの心が一番大切なことなのだと改めて分かりました。
翌日は心晴れやかにカウアイ島の観光も全員で楽しんできましたよ。
今回、ここまで未熟な私達を指導してくださり、感動を与えてくださった、クム、カワヒネ、そしてカコウの皆さん、
応援して下さったトゥリパの皆さんに本当に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
斉藤 良恵